肉離れの症状・治療法の解説

肉離れの症状、原因、治療法、応急処置、リハビリなど肉離れに関する情報を専門に掲載しております。肉離れはなぜ発症するのか?どのような時に肉離れが発症するのか?など肉離れの発生原因から、肉離れを発症してしまった場合の応急処置方法、治療期間のリハビリトレーニング、競技への復帰までにかかる治療期間の目安まで、出来る限り初心者にもわかりやすいように解説しております。

◆ふくらはぎの肉離れの症状

◆ふくらはぎの肉離れの症状について
 肉離れを多く発症する部位のひとつに、「ふくらはぎの筋肉」があげられます。
 ふくらはぎの筋肉が肉離れを発症しやすい原因としては、
・柔軟性の不足
・筋肉の疲労
 などが主な原因として考えられます。

ふくらはぎの筋肉・骨格の図

 ふくらはぎの肉離れでは、大きな内出血を起こすケースが多くあります。

 内出血は肉離れの発症した翌日には、アキレス腱近辺にまで広がるケースもあり、この内出血の抑制が治療の大きなポイントとなります。

 ふくらはぎの肉離れの最も発症しやすい部位は、ふくらはぎの筋肉のひとつである「腓腹筋」の中でも内側にある
・内側頭中間部
 に多く発症するのがふくらはぎの肉離れの特徴です。

 また、ふくらはぎの肉離れは、肉離れの中でも最も再発の可能性が高い部位でもあります。

◆ふくらはぎの肉離れの特徴

 ふくらはぎの肉離れを発症すると地面に足を接地するだけでも強い痛みを発症するようになります。

 特に足の背屈動作は治療開始時期には厳禁である為、可能であればギプス固定をし松葉杖などの装具を利用しながら足関節の背屈運動に完全に制限を加えることが理想です。

 通常の歩行動作でも底屈及び背屈動作は必ず行われる為、装具や固定をせずに治療を行うことが難しいのもふくらはぎの肉離れの特徴の一つです。

 尚、ギプス固定まで必要としない中程度の肉離れを発症してしまった場合は、上記ふくらはぎの筋肉・骨格の図にある腓腹筋中間部の断裂部位に運動制限を加えるテーピング処置を行います。

 肉離れのテーピング処置は筋断裂を起こした筋膜(表層部)の保護にも繋がる為、回復の度合いにもよりますが治療期間初期〜リハビリ期間にかけて適切に処置を行う必要があります。

 毎回施術を行なうのが大変な場合はふくらはぎの肉離れ専用の補助ベルト付サポーターを利用するのもひとつの方法です。専用サポーターは通常の履くだけのサポーターと比べると装着手順を覚える必要があり、また装着するまでに時間がかかる点が欠点であると言えます。

 但し強いサポート力を得られる点と再発しやすい肉離れの予防対策としても利用できるため長期的に考慮すると便利な装具であると言えるでしょう。

 尚、テーピング処置を行なう場合は脛やふくらはぎ後面の毛を処理しておくとフィット感の向上に繋がり、テーピングのズレを防止する事が可能です。処理を行わない場合はテーピングを巻く前に専用のアンダーラップを巻いておくと剥がす際に毛を巻き込まずに済むため安心です。

 ふくらはぎ全面を被せるように覆うサポーターは部分断裂した筋繊維のサポート力に欠けるため、肉離れの治療に関しては断裂部位の筋肉の動きに沿った処置を心がけましょう。

<<前のページ | 次のページ>>