◆肉離れの発症原因について
肉離れの発症原因は、筋肉の瞬間的な収縮が過度に行われる事によって
・筋細胞
・筋膜(きんまく)
が急激に引き伸ばされて、「部分断裂」をおこすのが主な原因です。
肉離れ症状は、幼少期~子供に発症するケースが少なく、比較的筋肉も骨格も完成段階にある高校生以上の人に多く発症する事も大きな特徴です。
これは、幼少期の子供には、まだ「強力な筋収縮」を行う筋肉そのものを持っていない点と
・筋肉の柔軟性が高い点
が発症率が低くなる傾向の原因と考えられております。
人体の筋肉と腱の柔軟性は一般的に
・20歳を過ぎた時点
から、徐々に低下する傾向にある事はスポーツ科学の分野においてすでに明らかになってきております。
ですから、柔軟性を失いつつある成人の筋肉は、
・瞬間的な筋収縮の際に肉離れを発症しやすい傾向にある
という点も、肉離れの発症原因の一つと言えるかもしれませんね。